生活アルバム
みなみ苑でも冬の寒さが厳しく、外に出るのが「しんどい」と言われる方が増えています。
少しでも気分転換になるようにとテーブルの配置を変えて、お抹茶を立てたり、いつもと違う雰囲気で喫茶気分を味わって頂きました。
ご利用者の皆さんは「美味しい。嬉しいよ」「高級な喫茶店みたいだね」と、とても喜んで頂きました。
ある日のことです。テレビのニュースで「宮内庁の歌会始の儀が1月18日に開かれました」と流れ始めると、ご利用者の皆さんがテレビの前に集まられ興味津々な様子で見ておられました。
ご利用者が俳句を常日頃から楽しまれている方は「あい寿の歌会始」として「祝白寿 一を加へて年を迎ふ」など俳句を読んでくれました。
うさぎは、牛乳パックをうさぎの形に切り、いろいろな柄の布で覆い、中に綿をつめました。
柄の違うふわふわの立体的なうさぎをはり、それぞれ雰囲気の違う絵馬ができあがりました。
ご利用者は、「いいのができたわ。家に飾るね」と大喜びでした。
送迎時に、自宅に飾った絵馬を見せてくださるご利用者もみえました。
玄関やデイホールに、職員手作りのしめ縄や門松、お正月飾りを飾り新しい年を迎えました。
元旦にはレクリエーションの時間に、職員が絵巻物を見せながら「十二支の成り立ち」のお話をしました。
昼食にはおせち料理をいただき、おやつはお祝い菓子で、生菓子のお饅頭をいただきました。
お正月でお休みしていたご利用者から、「正月飾りを一緒に作れなくて残念だった」と残念がる方もいらっしゃいました。
今年の干支は兎です。ご利用者の健康を願い、干支だるまを作りました。
千代紙をちぎって貼るという細かい作業でしたが、だんだんと出来上がっていくのを励みに頑張って頂きました。
最後に目を描き、表情豊かな作品に仕上がりました。